メリー号の最後(ジオラマ)その3
2014.05.02 19:24 公開
2014.05.02 19:24 更新
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こんにちはヒロシtype61です。
3回目の今回は簡単な海の波表現を製作します。
当初は片面の表面が波状のアクリル板(スリガラス風)を使用予定でしたが、
加工がやりにくく高価なので素材変更しようと考えていたところ、
コーナンで硬質塩化ビニール板(300mm×300mm/厚さ1mm)を見つけました。
色は無色透明1枚と青透明1枚の2枚: ¥350×2 ¥756
それと、100円ショップでラッピング用の無色透明セロファンを購入: ¥108
1回目で作ったた喫水線の形紙で、2枚の硬質塩化ビニール板を切り抜き、
ラッピング用セロファンをクシャクシャに丸めてシワシワ状態にします。↓
十分にシワシワになったところでシワを伸ばして広げ、
2枚の硬質塩化ビニール板の間に挟みます。
セロファンは硬質塩化ビニール板と同じサイズにカットし、くり抜き部分も同様にカットします。
ケース本体に付属の天板と合わせて、四隅に3mmの穴をあけてネジ止めします。
↓上から硬質塩化ビニール板(青)・クシャクシャセロファン・硬質塩化ビニール板(無色)・天板
↑ネジは3nn軸の物を使いますが8mmほど隙間があるので
スペーサーをワッシャーとワッシャーの間に入れます。
スペーサー:隙間の有る物を固定するために間に入れる器具(今回はリング)
↑このような感じで四箇所固定します。
ネジ類は手持ちでしたので価格は分りませんが、 約¥800
次に!
くり抜いた喫水線に「すけるくん」を盛り付けますが、
メリー号と接する部分だけで沢山盛る必要はありません。↓↓
「すけるくん」を盛り付けてから、その上に!
ポリラップかサランラップを軽くのせて、その上からメリー号をはめます。
ヘラなどでメリー号との隙間が無くなるようにし、波ぽく成型します。
1日待ってラップを取り除きます。
「すけるくん」と硬質塩化ビニール板との間には隙間が出来てしまいますので、
木工用ボンドを水で溶き、隙間に流し込むと、透明感が出て「らしく」なります。
で、二日待ってやっと「すけるくん」が透けました。↑
ここにメリー号をのせてみます。
このような感じになり、喫水線が出来ました!
硬質塩化ビニール板に素材を変更したことで¥1,000以内で海面表現が出来ましたが、
この他にも様々な方法が有ると思いますので是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか?
次回、最終回!となります。
海底部の仕上げ製作と最終仕上げ(ディスプレイ)を行います。